スイスアルプス野外実習 2011年度実習報告
--北海道大学環境科学院 地球雪氷学実習--
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スイス実習・9/6

終日:自主研修プログラム

今日はベルンを出て、電車に乗りルツエルンへ。
本当はリギに登りに行く予定であったが、
時間が押していたため一転、ルツエルンの街をふらり。
最高の登山日和だったのに。(泣
ルツエルン駅を出るとそこにはさっそく
太陽の光を浴びて輝くシュテッター湖と、
湖畔に集まる人々の笑顔が。



お昼ごはんの時間。
1人でレストランに入るのはこわい。
そんな時、いつもあなたの側に マクドナルド。
ありがとう、マクドナルド。




ゼー橋を挟んでシュテッター湖の反対側にあるのが
カペル橋と水の塔。
お花が飾られていてとても可愛い。
だが、写真右側の水の塔は昔、拷問にも利用されていたそう。
この橋の屋根の下には町の歴史を描いた何枚もの板絵があり、
通るたびに楽しませてくれる。



シュプロイヤー橋、メンリ塔、ムーゼック城壁を見て周り、氷河公園へ。
途中見えたのが、ライオン記念碑。
これを言うとよく注意されるのだが、
思わず口から出てきた言葉は「かっけぇー・・」。
この記念碑は1972年のフランス革命の際に、
民衆からルイ16世とマリー・アントワネットを
守ろうとして命を落とした786名の傭兵を
慎んで造られた(地球の歩き方 ‘2010-2011)。



氷河公園にはスイスパスを使って無料で入れる。
山にも登らないし、休んでばかりいないで少しは勉強しようかな・・
ということで、いつも展示物の説明を読まないで回る私も
今回は説明を読みながらまわった。
きれいな建造物がずらりと並ぶルツエルンが、
2万年前の氷河期に氷河に覆われていたなんて
ここに来てみないと想像もできない。




氷河公園を出てホテルに戻ると
掲示板にメンバーからのこんな張り紙が。

迷いもせず19:30にバスのりばに行き、別行動してた4人と合流。
そのままレストランへ。



イケメンの店員さんが私たちのテーブルの担当。
私たちはディナーも店員さんもペロリ、、ではなく、
おいしいディナーをペロリと平らげた。




ディナーの後はライトアップされたカペル橋を見に行った。
昼間より、板絵も周りの景色もきれいに見えた。
自主研修2日目の夜が過ぎようとしていて、
実習が終わってしまう寂しさを感じた夜だった。

明日はZurich に戻って、自主研修は終わり。
ローヌ氷河での観測結果のデータ処理、発表準備が
ちゃんと進みますように!

文責  夏目 奏

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